2013年5月27日月曜日

ななこ2回忌


最愛のななこが亡くなって今日で2年が経ちます。
亡くなる直前に入院していたにもかかわらず、一瞬の小康状態の隙間に、私は今となってはほぼどうでもよい仕事の準備のために、地方に出かけていました。病状が急変して病院から連絡があったときには、最後を看取るすべがありませんでした。あのときの自分の判断の間違いと、ななこを一人で逝かせてしまった自分を恨まない日は1日もありません。

先日、1週間の出張(と1日休暇)で、ホテル代わりにハナコをかかりつけの病院に預かってもらっていました。迎えに行ったらハナコはえらく歓迎してくれてました。そして、病院の先生に、「はなちゃん、本当にいい子になりましたね。最初本当にどうなることかと思ったけど、もう全然怖い感じないし、かわいくなりましたね」と言われました。

先生にはハナコをもらってきてからかれこれ1年半ずっと見てもらっているし、もっと言えば、ななこもずっとお世話になって、最期も看取ってもらったので、ハナコの成長をほめてもらえて、すごく嬉しかった。ハナコをもらってきた当初、あまりに暴れるので、「ななこはお利口だったのに」「ななこは可愛かったのに」とぼやくと、先生が、「ななちゃん、あの子は特別ですよ。あんな賢くてきれいな犬はそうそういないから、ななちゃんと比べてるともう犬は飼えませんよ」と言われていたのでした。その先生からハナコをほめてもらって、なにか多くが許された気がしました。帰り道、家に帰れる(その前にファイヤーキングに寄れる)ので喜んで小走りのハナコに引っ張られながら、私は大泣きしました。

ななこはまだ家にいて、ハナコと私と一緒にいます。いつまでも成仏できなくてかわいそうですが、心の中だけに置いておくには大きすぎて、自分の中だけで抱えていける自信がまだありません。

大人になるということは、こういう悲しみとか戸惑いを整理して前に進むということなのだと思いますが、年月に成長が追いつくのはなかなか大変です。

家族にも友人にもハナコにも、大切な人々に元気で楽しい明日が続きますように。

命日スペシャルの紀伊国屋謹製和牛をお供え。
30秒後にはなくなっていたけど。