2014年3月13日木曜日

海外に出て活躍することが、本当に日本人がグローバルに活躍するということなのだろうか? その2

(個人のたわごとで勤務先を代表するものではありません)

長年の仲のよい友人なんだけど、普段は言っていることが難しくてわからないか屁理屈が多くてややこしいかのNoriが、多少口を挟めそうなブログを書いているのを見つけたので、勝手にその2を書いてみる。

ヤフーのCEOのマリッサ メイヤーさんは、前職グーグルのVPだった頃から若手を連れて世界旅行(研修)に出かけている。グローバルのビジネスをするには世界中を実際に見なくてはだめだと思う、と言っている。 この理屈で言うと、グローバルで活躍する練習として、海外で働くことはよいことだ。グローバルで活躍する=海外で働くことではないし、海外で働くこと=グローバルで活躍していることではないけれど、少なくとも海外で働くことは、いずれ日本で働くことになったとしても、グローバルで活躍することに役に立つと思う。日本に来たこともない本社の人が日本についてあれこれ勝手に決めるとトンチンカンなことになるのは外資で働いていればよくある話なのだけど、行ったり住んだりしたことがある国のことは、行ったことない人よりもよく理解ができて活躍の場も広がると思う。

以前はアメリカに次ぐGDPを誇り、かつ難しくて成功すればリスペクトされたこの日本というマーケットも、すでにそのポジションにあるのか、個人的には疑問を持っている。日本市場参入の難しさ、既得権益の頑固さ、縦割り行政のアホさ、人口は減るばかりなどから、日本は特殊な市場だから成功すれば評価されると思っていたのは今は昔、技術大国ニッポンと言っているのは日本とどこ? 日本人は働き者、と思っているのは日本人とだれ? 日本で成功したことが評価されて他の国も任される例って最近ある?

そんなに特殊特殊言うんだったら、めんどくさいからもういいや、そのあいだに他の国2−3やるから。スピード勝負の時代はそんなものではないかと思う。ムリ目のオトコが魅力的なのも若いときだけ。大人は忙しい。面倒なオトコは面倒でしかない。

珍しくNori に賛成する1行は、海外のカンファレンスにどれだけ出席して勉強しても、グローバルで活躍する足がかりにはならないかも。でも、いいプレゼンの空気を吸って、あとでビデオ見ながら練習するとかは、よいツールになると思います。私も大ボスのインタビューやスピーチは空で話せるようになるように何度も見て練習します(意味はよくわからないことがほとんどですけど)。

日本に住みながら、他国の仕事もやらせてもらう機会に恵まれている私が、僭越ながら多少経験をシェアするとすると、

1: 日本は特殊だ、大変だ、と言わない。日本人だから当然軽々とできて、問題ない、お任せください、と言う態度で働く。
2: 日本以外の国の仕事はその国で働く人の意見を尊重する。例えば私の広報の仕事であれば、どんな媒体にどんな風に出たいかとその理由を聞く。話にならないほどダメなもの以外は基本的にやる。
3: その国のことは積極的に現場で教わる。これはなんて言うの?これは何? と平気で聞く。その場で口に出して言えるようにしたり覚えたりする。いくつになっても平気でやる。
4: エライ、スゴイ、と思われるより、愛される。頼りにされる。年を取れば取るほど、年次があがればあがるほどそのように。

ビル ゲイツやイーロン マスクのように世界を変えたい人は、他の資料を参考にしてください。