2014年4月17日木曜日

オトナのディズニーランド


久しぶりに美味しいお寿司を食べようということで、寿司屋に電話をしたら、早い時間はカウンターが空かないというので、時間潰しに夜のディズニーラーンドへ。夜8時に汐留を出発、首都高乗って、レインボーブリッジを渡って、8時半にはディズニーランド入場。10時まで1時間半遊んで10時半には寿司屋へGO! の予定。

何を隠そう、子供の頃に一度行ったきり。出張だか短期赴任だかで、アメリカのディズニーランドに行った父は、大きなミッキーマウスのぬいぐるみを買って帰ってきて、おそらく娘にいち早く同じ体験をさせたいと思ったのだろう。東京ディズニーランドがオープンしてすぐに、どこかにどうかして、チケットを調達してきて家族で行ったものの。。。

覚えていることは、異常に熱くて、すごい並んで、迷子になり、すごい疲れて、しかもクルマのなかでムチャクチャ怒られながら帰った、ということだけ。元々ファンタジックなものに興味がないので、その後、行くこともなく、月日は流れる。

月日はさらに流れ、友人たちの子供が適当な年になって、子供と一緒にディズニーランドに行きだし、フェースブックなどでもよく写真を見かけるようになった。やー、ご苦労なこった。京葉線かクルマか知らないけど、いずれにしても激混み、駐車場入れるのも大変でしょう、しかも、子供抱えて、人ごみの中。でも大人も楽しいのよー。あの空間に入るだけで非日常よー、彼氏とのデートにも最高よー、なとと勧められても、で、そのファミリーで混雑しているところ、場違いでしょ、私。ファミリーの混雑に慣れていない、ファンタジーなものに興味がない、とにかく並べない。

で、最近、ディズニーランドとか興味ないんですか? とストレートに聞かれることがありました。ありません。again, ファミリーの混雑に慣れていない、ファンタジーなものに興味がない、とにかく並べない。でも、友達のびんちゃんが、アツコさん、私最近ディズニーランド行ったんですけど、xxxxxxxxxxxxx 写真を色々見せながらしゃべるしゃべるしゃべる。で、私、ディズニーランド、興味ないのよ、キャラ違いでしょー、とばっさり会話を区切ると、コンシェルジュ魂に火がついたようで、写真に解説付きで絶対行った方がいいです、遊びに行くのがめんどくさいならカスタマーサービスの勉強だと思って行ってください、とすごいススメっぷりなのだ。

最近の私はわかっていました。何が怖いって、ディズニーランドに行って、本当に興味が持てなかったときの自分の態度です。そんなみんなが幸せ一杯キラキラしたところで、一人、本当につまんなそうな顔をしてしまうかもしれない私、並びきれなくて逆走して帰ろうとするかもしれない私、ずーっと仕事のメールをしてしまうかもしれない私。そんなの誰と行こうと100年の恋じゃなくたって冷めるというもの。興味がないと言って行かない方が無難というもの。

ところが。
その日は朝からアタマはお寿司で設計されているのに、寿司屋に電話したら遅い時間でないと空いていないというし、そこから他の寿司屋に電話するヒマがなく、他を手配する余裕もなく待ち合わせの時間。せっかくクルマだし、どっか行くか、ということで、なぞに思い立ったディズニーランド。夜やってるって言ってたよな。時間も時間だから空いてるはず。

自分勝手、思い立った時点で聞くよね、とご指摘を受けましたが、もう思いついちゃったからクルマでブーン。なんで突然気が向いたか往路で色々聞かれてそれなりに理由を話しましたが、実はかなり後付け。道路も空いてるし、夜景きれいだし、いいじゃないですか。駐車場2000円は置いといて、ナイトパス買って、ガイドを受けながらビッグサンダーマウンテンとやらに直行。もちろん、私は、NO information なので、おすすめに従うというその行為自体も私としては新しい。そしてジャーン、シンデレラ城がきれい(とか、こっ恥ずかしくて言いたくないけど、それにも勝りきれい)。あー、なんか、小っ恥ずかしいけど、テンションあがってきた。あんまり人に見られたくないけど、なんか顔が嬉しそうになっている。いろんなものがきれいで珍しくてキョロキョロしまう。

途中でチュロスというドーナツが長くなったのを食べました。小腹にGood. これも初めて。チュロスやポップコーンはエリアによって味が違うらしい。


しかーし。のっけから、ナントカマウンテン、並んでいる。30分待ちと書いてある。持ち時間全体で1時間半なのに一気に顔が曇る私。大丈夫、ここに書いてあるのより早く入れるから。ホントに10分くらいで乗れて、しかも1番前!(はしゃぐな、自分、と言い聞かせる)。スピードは日頃のなにかで慣れているので、まったく怖くない、楽しい。単純にアガる。ボキャブラリーがわかない楽しさだ。

そのあとスプラッシュマウンテン、つーのに乗りました。あー、また並んでいる。さっきも5分くらいで乗れたから大丈夫(さすがに5分じゃなかったけど、と思ったけど突っ込まず。なぜかいい人になってしまっていた私)川下りみたいに水の中を移動、いくつか急降下がありつつ、動物さんたちのおしゃべりやらを聞きつつ、最後にドーンと落ちて、トリートメント入れたばかりの髪の毛とか、一応している化粧とか、買ったばっかりのドルガバの白いシャツとかに、バッシャーンと容赦なく水をかぶった瞬間、なにかが弾けました。もう1回乗りたい!

でも時間がなくて、最後はメリーゴーランドに乗って仕上げ。おまけでワールドバザールで帽子を試着。2500円、高い、と言ってくれる人と一緒でよかった。みんなあの帽子買った後どうするんだろう。。。

斯くして私のディズニーランドコンプレックスは晴れたのでした。
週末の朝から並んでというのはさすがにちょっと大変だけど、仕事が終わって、30分後に3200円で数時間別世界へ。
とってもおすすめです。



2014年4月13日日曜日

旅の収穫


出張先で食べた生ハムが激しく美味しくて、帰国してからもひとり生ハムブーム。ホントにベジタリアンかよって感じですが、産地や熟成度によって大きく味や食感が違うのは、食材の奥深さを感じます(ホントかよ)。

ご飯作るから食べにおいでよ、っと誘って食堂並みにさくっと来てくれる友達が近所にいるのはありがたいことです。一人でやるとバブルなおばさんですが、みんな集まればお料理上手なステキなお姉さんです。

お料理上手と言ったところで、なにか特別に作っちゃいません。

産地別に4種類の生ハム、真ん中は牡蠣のオリーブオイル漬け。

人参は切ってあるのを買って、白ワインやクミンシードで味付け。

ツナ缶開けてトマトのサラダ。

キャベツは蒸して、塩ケッパーと混ぜ、オリーブオイルをふんだんにかけます。

今が旬のアスパラは魚焼き器で焼いてマヨネーズでかぶりつき。

ブイヤーベースはシーフード類をトマトで煮込むだけ。
今回は前回の残りを温め直してバケットで食べました。
さらに残りは大きな具を引き上げてミキサーにかけ冷凍。
次回はパスタソースで。

赤のスパークリングは物珍しさで。

ハナも参加。

出張も悪くないもんです。
これからもあちこちを旅して、文句言わず出張して、美味しいものを見つけてきたいと思います。

2014年4月8日火曜日

春のサンタさん



二子玉に行ったら緑のサンタさんがいて、二子玉ファミリーと写真を撮ってコーヒーの試飲ができる、というイベントをやっていました。試飲イベントというよりは、オチとして、クリスマスだけじゃなくて、普段から感謝を贈りましょう、という気分を醸成するのがサンタさんのロール。題して「春のサンタさん」。♪こーひーぎふとはえいじーえふ♪のサウンドロゴがワタシ的には強烈なAGFのイベントです。

思えば、日本は、というか、私は贈り物文化に囲まれて育ちました。
子供の頃は、6月の中旬になるとおそうめんと水ようかんが台所に積み重なっていて、お歳暮の時期にはハムとかカニ缶、ヨックモックやコーヒーが大量に届いていました。父の仕事の部署に、お中元やお歳暮の量と質は左右されていて、いいときはいいけど、イマイチのときは、xxx さんのお宅からは届かなくなったわねー、とか、おじいちゃんがxxx の常務のときは、お歳暮で松茸ばっかり届いて、もうママ、松茸は食べあきちゃったわ、といらんことを母が言って空気が悪くなるということがときどきありました。

しかし、頂き物を食べるときに、これは、どちらのどなたからいただいたのよ、的な会話が食卓に必ずのぼり、この前、xxx 会でお会いしたときにちょっとおやせになってたけど大丈夫かしらね、とか、なにかしら頂き物を通して、だれかについて話すという行為が発生します。さらに母にはお礼状書きという仕事があり、毎年同じじゃ能がないということで、結構悩ましい作業だったようであります。

いただくほうもさることながら、連休があけると、お中元買いに行くからとデパートに行くのが普通で、中学生くらいになると、アナタも伝票、書いてちょうだい、となって、あれ、去年はxxxさんのところにノリ贈ってたのに、今年はカニ缶なんだな、とか、微妙な空気を感じとっていました。

これが社会人になるとさらにすごいことになり、5月と10月になると大量の広告主と代理店さんの名簿のご自宅の住所リスト作りが若者の毎年の仕事で、数がハンパないので、担当デパートの外商さんは、普段からそれはもうお豆腐一丁でも電話一本で持ってくるような雰囲気でした。お中元お歳暮のほかにも、お年賀とか創立記念日とか、お世話になった方になにかしら贈り物をする機会が一年に何度もあって、そのたびになんらかのコミュニケーションが発生していました。

季節モノでなくても、どこかを訪ねるときは自社本かお土産を持って行きます。バイト嬢アツコは準備担当です。新刊で話題になっているものとか、相手のかたが好きそうなものをセンスよく組み合わせる。お好みによってはお遣いに行きます。銀座の空やのもなか、青木のちらし、麹町ローザのシュークリーム、おなじく一元屋のきんつば、原宿瑞穂のまめ大福あたりが鉄板。なにかよさそうなものをと任されるときのノウハウは、オツボネさまから教わる訳です。会社に贈るときは小分けになったものを、とか、お相手が男性でも奥さんとOLさんが喜ぶものを、とか、欲しい(食べたい)けど、自分ではちょっと贅沢で買うのを迷うを、とか。

最近は、コンプライアンスという名の経費削減で、日本企業でさえお中元お歳暮をやらないと聞きますし、ここ10年以上外資に勤めているのでもう自分もやらなくなってしまいました。お中元お歳暮をしないので、イコール、季節の贈り物のようなものにはすっかり鈍感になり、誕生日もフェースブックでおめでとう、と書くだけ、とか、デジタルでスタバやアマゾンのカードプレゼント、とか、出張も時間設定がカツカツでお土産買う余裕もないとか、人が何が好きかとかどんな風に喜んでもらおうかとか考える機会が本当に減ったなような気がします。

若いときはやりたくてもお金と知恵がなかった。今は多少余裕があるわけだから、時間やお金をもっと人に喜んでもらうことに使って、さらによい大人になりたいと思います。